
みんなが給食のおかず残すの、なんでだろうね

美味しくないからじゃないの

やっぱりそうかなあ、まあ可もなく不可もなしってかんじ

みんなに聞いてみたらいいんじゃないかな?
企画の最初のステップは、課題の整理なのですが、課題を把握するために必要となるのが情報収集です。
今回は、この情報収集についてお伝えします。
今回の記事は
【誰に】企画を始める前に何をすればいいか分からない方、情報収集のやり方を知りたい方
【何が】情報収集のやり方、ポイントやおすすめの情報収集サイトが理解できます
企画のやり方・進め方を全10ステップで解説しています。
» 【誰でもこれでできる!】企画のやり方・進め方10のステップ
企画を始める前にクライアントからの情報を把握しましょう
例えば、クライアントから依頼を受けて企画を考える場合、クライアントの方から色々と条件についてお話があると思います。
クライアントの方からの条件は与件(よけん)と言います。
与件については以前の記事を確認ください。
情報の中で重要となるのがターゲットについてです。
例えば、 商品の認知向上企画であれば、その商品の想定ユーザーですし、 若手社員向けの教育コンテンツ企画であれば、クライアントの会社の若手社員ですね。
これらターゲットについて理解していないと、企画が的はずれになってしまいます。
まずは、クライアントが持っているターゲットの情報を把握しましょう。

オリエンテーションの際にできるだけ聞けるといいのですが、 クライアントがあまり情報を持っていない場合もあります。
その場合意識したいのは、クライアント(または担当者)がどれくらいターゲットについて情報を持っているかをしっかりつかむこと。
のちのち企画に影響するからです。
もしあまり情報を持っていない場合は、提案の中にターゲット調査を入れてしまうことを検討しましょう。
インターネットを使って企画に関係する情報を調査しよう
クライアントから提供された情報だけで充分ではない場合は、 独自で調査をすることになります。

ターゲットの情報以外にも集める情報は色々ありますね
製品やサービスのこと、業界のこと、クライアントの会社のこと、世の中の兆候など。

企画に必要だと思われる情報はできるだけ多く集めましょう。
インターネットで、さまざまなキーワードを使って検索するとともに、 ニュースサイトやSNSなどもチェックしてみてください。
調査会社に依頼する手もありますが、受注前に費用をかけるのは難しい気もします(私はやったことがありません)。
統計データも活用できるので調べてみましょう。 最後におすすめサイトを紹介します。
とにかく多くの情報を集めた上で、必要な情報に絞っていくのがポイントです。
そして集めた情報は企画書に入れましょう。 企画の説得力が上がります。

はじめちゃん、みんなにおかず残す理由聞いてみたら?

うーん、今はちょっと。。。

どうしたの?

みんなとケンカしちゃってて。みんながボクの服、変だっていうからさ

僕はおしゃれだと思うよ
必要な情報が集まったら妄想力を働かせる
ここからは私自身がやっていたこと(注意していたこと)です。
それは、情報をデータとしてまとめて、そこで終わらないということ。
例えば、「100人中、80人が良いと言ってました」というデータが得られた場合。 ついその数字の説得力に「よし、これでいける」と思ってしまいがち。
でも、良いと言っている80人が同じレベルで良いと言っているわけでもないでしょうし、そもそも良いポイントは一つではないはず。

ここで必要になるのは妄想力です
自分ではない誰かに乗り移って、うれしいこと、あるいは困ったことをリアルに想像する。
集めた情報が、生活のどんな場面でどんな感情をもたらしているか、そんなことを色々と妄想するのです。
想像力を超えた妄想力が、企画をイキイキとしたものにしてくれると、長年の経験から感じています。

ボクの役者としての力量が問われているんだね

なんの話?

もうすぐお遊戯会があるんだ

小学校でもお遊戯会なんてあるんだね。どんな役?

公園の木
情報収集のおすすめサイトを3つ紹介
最後に私が会社員時代によく見ていたデータ分析系のサイトを3つ紹介します。
生活総研
広告代理店の博報堂が「生活者発想」を具現化するため設立した、博報堂生活総合研究所のWEBサイトです。
特に「未来年表」と「生活定点」をよく見ていました。

e-Stat
e-Statは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトです。政府の集めたデータなので、ジャンルも量も充実しています。

マクロミル
調査会社のマクロミルのサイト。データ分析の方法や価値をブログで載せていて勉強になります。


読んでいただきありがとうございました!