長い文章は短くしましょう。
ライティングを学んでいる方であれば、このフレーズは聞いたことがあるかもしれませんね。

短いと何がいいの?

わかりやすくなるってこと

わ

か

り

や

す

い?

短くしすぎ

じゃあこれは?

私です。

昼ご飯です。

焼きそばです。

食べたです。

私は今日の昼ごはんに焼きそばを食べた。ね。

Death(デス)!
短くするといっても限度がありますよね。
短くしすぎると文章のリズム(調子)の出ないですし(文章で読んだ時のリズムはとても大事です)。
とはいえ、わかりやすくするには、まずは文章を短くすることを意識しましょう。
文章を短くするには、つなげないこと
例題を見ていただくのが早いと思うので、次の文章を読んでみてください。
読めなくはないかもしれませんが、文章は長いですよね。
私は、書きたいことをそのまま書いていくと、ついこういう文章になってしまいがちです。
自分は書きたい内容を知っている(当たり前ですが)からか、長くなっていても気にならないかもしれません。
でも読む人からすると長い文は読みにくいですよね。
ちなみにこれは、ゴールデンウィーク中の私の出来事です(実話)。
城下町を往復して、ちょこちょこと美味しそうな食べ物(串カツとか握り寿司とか)をつまみながら、お土産屋さんを見て回りました。
そして、犬山城に向かったところ、ちょうど手前の門が閉められて、入ることができなかったのです(5分早ければ入れた。残念)。
犬山城は愛知県の北部にあります。ぜひ行ってみてください。
さて、話を戻して、この文章を短く区切ってみましょう。
どうでしょうか。ひとつひとつの文章が頭に残りやすくなったと思いませんか。
短い文章にする理由は、ひとつひとつの内容が頭に残りやすくなるからです。
ただ、この文章「ました」が続くので読んだ時のリズムはよくありません。
私ならこんな感じにします(あくまで参考です)。
箇条書きの技も使いましょう
もうひとつ例文を紹介します。
これは、そんなに長い文章ではありませんが、区切って短くすることができます。
あまり違いを感じないかもしれませんが、脳の理解する負担は減っています。
一旦、仕事がいつもより早く終わったことを理解した上で、次の話にいけるためです。
さらにこうするとどうですか?
・牛乳
・フルーツグラノーラ
・マカダミアンナッツ
・よっちゃんイカ

よっちゃんイカってすっぱいよね!

たしかに酸っぱいですね
酸っぱさは置いておいて、商品を箇条書きにした文章は、さらに読みやすくなったと思いませんか。
これも、箇条書きの前で、商品を買ったことを伝えてから、その商品を説明しているため。
もちろん箇条書きにすることで、ひとつひとつ商品が分離され、記憶に残る。
箇条書きの技もぜひ身につけましょう。
どれくらいの文章の長さがいいのだろうか
私がテクニカルライティングを勉強していたときには、「一文一意」と習いました。
これは、一つの文章ではひとつの意味だけにするということです。一文一義という言い方もあるようです。
先ほどの文章だと、
「仕事が早く終わった」
「近所のスーパーへ寄った」
「色々買った」
とひとつの文章に三つの意味があるということになります。
一文一意のルールに従えば、3つに文章を分けた方がいいとなりますが、実際にはそこまで区切るのはどうかなと思っています。
ただやはり、つなげすぎた文章は読みにくくなりますので、長くなっていないか気をつけておきましょう。

文章にもグルーブが宿るんだよ

文章と音楽、共通することがあるんだね

読んでいただき、ありがとうございました!