【施策アイデア】を魅力的にしていこう

企画・発想の技

前回、施策アイデアの出し方について、企画の方向性から考えるやり方をお伝えしました。

はじめちゃん
はじめちゃん

ぼくのクラスの問題を解決するアイデアが色々出たね

カラピー
カラピー

はい、今回はそのアイデアをより具体的なものにしましょう

今回は、アイデアをより具体的、そして魅力的にする方法をお伝えします。

私が実際にやっていたことをお伝えしますので、ぜひやってみてください。

ぱっと思いついたアイデアはだいたい使えない

アイデアはぱっと思いついたとしても、そのまま実行するのは難しいです。

もっと具体的にする必要があります。

また、ぱっと思いついたものは、すでに世の中にはたくさんあって、場合によっては、実行しても効果が少なくなることもあります。

そもそもプレゼンの場面でそのことが伝わって、採用されないことも考えられますね。

はじめちゃん
はじめちゃん

どこかで見たアイデアだなあと思ったら盛り上がらないよね

ぱっと思いついたものは、まだアイデアの元だという風に捉えた方が良いと思います。

アイデアをより具体的にするには、どうしても時間がかかります。

じっくり多方向から考えて、最適で魅力のあるアイデアにしていきましょう。

理想の未来とのギャップを埋める方法を考える

企画を考えるステップの初めの方で、ゴール(目的)を決めたと思います。

施策をした結果、どんな風に(人/世の中)なっているか、理想の未来のことですね。

その理想の未来に対して、自分のアイデア(の元)の何がどうなっていれば実現できるのか、今何が足りないのかを考えます

現状足りないところをどう埋めていけばいいのかが、アイデアになります。

ここからは私のやり方です。

まず、理想の未来を考えるときに、特定の人(ターゲットとなる人です)がどんな表情をしているか、どんなことを口にしているか、どんな行動を起こしているか、そういうことをリアルに想像します。

頭の中で、映像や音声を実際のシーンのように思い浮かべます。

それをメモっておきます。キーワードだけで構いません。

次に、現状を分析します。すでに現状分析が終わっていたら、その分析結果を眺めます。

そして、さきほどの理想の未来を右上に、現状を左下に置きます。

図解するとこんな感じです。

はじめちゃん
はじめちゃん

まんなかのふわっとなっているところは?

カラピー
カラピー

この中で何が起きれば、理想の未来になるかアイデアを考えるのです

はじめちゃん
はじめちゃん

なんか楽しそう

この図を用意して、みんなでそれを見ながらアイデアを出し合うのも良いと思います。

「バックキャスティング」という思考法があります。

これは、未来の姿を想像・想定して、そこから逆算して、今何をするかを考える手法です。

例えば、2050年の未来を想定して、そこから逆算して、今から何をしなくてはいけないか考えるものです。

シルベッシー
シルベッシー

環境対策とかSDGsってバックキャスティングが使われているよね

私のやり方もこのバックキャスティングに近い(同じ?)です。

このやり方の良いところは、アイデアが現実から離れて、制限が少ない状態で考えられるため、面白いアイデアが出やすいところです。

世の中で流行っているものを取り入れられないか考える

世の中の動きは、常にチェックしておきましょう。

トレンドと言われる、今流行っているモノやコトは、多くの人が知っているということもありますが、やはり流行る理由があります。

ただし、そのまま取り入れるのではなく、まずは流行っているモノやコトの本質を捉えてほしいです。

例えば、「TIK TOKが流行っているから、TIK TOKを今回の施策にからめましょう」ではなく、

TIK TOKが流行っているのは、短尺動画ということ、そして検索エンジンによる拡散性があることなどが挙げられます。もちろん興味を引く面白いコンテンツが沢山ある。

ここを捉えて、企画としては、「短尺で一瞬にして興味を引く動画コンテンツ」というアイデアを組み込めないか考えるということです。

企画書には、TIK TOKの利用者推移とか、TIK TOK動画の特徴など、調査結果も入れたりします。

企画の種類によっては、最終的にTIK TOKに動画を掲載する企画になることもありますね。

はじめちゃん
はじめちゃん

ボクはYoutubeやってみたい!

他にもテクノロジーの進化も気にしておきましょう。

最近であれば、AIの動向とか、自動車の電動化とか、自動運転とか、流行っているアプリやWEBサービスなど。

インターネットを検索するのでも良いのですが、私のオススメは、本屋さんに行くこと。並んでいる本や、雑誌の特集記事などを見ていくと、今流行っているものが見えてきます。

はじめちゃん
はじめちゃん

ぼく本屋大好き! 赤い本がたくさん並んでいるところ

シルベッシー
シルベッシー

大学入試の赤本ね。はじめちゃん変わっている

アイデアを極端にしてみる

ぱっと思いついたアイデアをより尖らせたい、魅力が際立つものにしたいときは、アイデアを極端にしてみる方法があります。

これは思考法なので、実際に極端にしたアイデアを施策として採用するというよりは、アイデアを具体化するときに、核となるポイントを見極めるようなイメージです。

掃除機の新製品開発を例にします。

吸引力に注目して、ずっと使ってもまったく吸引力が落ちない掃除機を考える。

通常はフィルターが目詰まりして段々と吸引力は下がりますよね。でも吸引力がまったく変わらない。

はじめちゃん
はじめちゃん

それって、ダイソンの掃除機だよね。前に勉強したよ

シルベッシー
シルベッシー

コンセプトを考えるところで出てきたね

実際ダイソンは「吸引力の落ちないただひとつの掃除機」というコンセプトで、独自の吸引機構を開発し、爆発的に売れました。

これが、吸引力は他社よりは上回っていますくらいの品質だったらどうでしょう。

極端にする(この場合はまったく吸引力が落ちない)ことで、核となるポイントが際立って、場合によってはそれが企画の中心になることがあります。

これは製品だけでなく、サービスでも同じです。

独自性というのは、極端にすることで見えてきます。

この極端に考えるのに使えるフレームワークがあります。オズボーンのチェックリストというものです。

オズボーンのチェックリストについては、こちらをご覧ください。

いったん極端にして、そのアイデアの核となるポイントを把握して、具体的にしていくといいと思います。

オズボーンのチェックリストは、アイデア発想のためのフレームワークですが、企画していることの本質(良いところ)を浮き立たせるのにも使えます。

ぜひ、試してみてください。

はじめちゃん
はじめちゃん

ぼくのアイデアももっと具体的にしなくちゃ!

カラピー
カラピー

読んでいただき、ありがとうございました!