
先生からお願いされてた、みんながおかずを残さなくなる方法って進んでる?

みんなにアンケートを取って、おかずを残す理由はわかったんだけど・・・

嫌いなおかずだから残すんだよね?

それもあったけど、こっそりおやつ食べたからとか、ごはんをおかずにごはんを食べるからとか、おかず残すとカッコいいからとか、いろいろだったの

なかなか難しそうだねえ
今回は、目的(ゴール)の決め方についてお伝えします。
今回の記事は
【誰に】企画のゴールをどう設定すればいいか分からない方したい人
【何が】目的・ゴールの決め方が理解できます
企画のやり方・進め方を全10ステップで解説しています。
» 【誰でもこれでできる!】企画のやり方・進め方10のステップ
企画の「目的」とは、目指す姿のことです
さまざまな情報を集め、問題を見つけ、課題を抽出しました。
いよいよ企画の目的を決めます。
目的とはゴールのこと。
企画したことを実行した結果、どうなっているとよいかという理想の姿です。


先生から「おかずをみんなが残さないようにしてほしい」ってお願いされたんだよね?

じゃあゴールは「みんながおかずを残さなくなる」かな

もう少し考えてみようか
目的があると、企画に納得感が出て目がキラキラしてくる
企画をするときに目的を言葉にする意味は、私は次の3つだと考えています。
1.企画に対する納得度が上がる
2.やることが、ぶれなくなる
3.チームの一体感が出る
1は企画を受け入れてもらうためのもので、2と3は企画を実際にやることになったあとのことです。
目的(ゴール)が言葉になっていることで、なぜこの企画をやるのかが腹落ちしやすくなります。
そのためにも、目がキラキラしてくる言葉が良いと思います。
例えば、クライアントから教育コンテンツを作りたいと言われたときは、「教育コンテンツができている」がゴールと考えてしまうかもしれませんが、それは違います。
「教育コンテンツができている」では目がキラキラしてこないですよね。

おかずを残さないと目がキラキラするのは・・・

先生

クラスのみんなの目がキラキラする方がいいんじゃない?

その方がよさそう!
目的はターゲットの未来の姿を言葉にするもの
目的は、企画をおこなった結果どうなっているかを言葉にするのですが、ここでのポイントは、ターゲットがどうなっているか、その姿を言葉にするのがよいということです。
さきほど、「教育コンテンツができている」が目的ではないとお話ししましたが、これがターゲットがどうなっているかではないからです。
この場合は教育コンテンツを使った対象者がどうなっているかを目的にしてほしい。
「対象者全員の基礎スキルが上がり、チームの生産性が向上する」みたいな言葉です。
他にも例えばこんな感じ。

大きな目的は立てておこう
目的の言葉をキラキラさせると、どうしても抽象度が上がります。
また実際は、クライアントからお願いしたいのはこの部分と限定されている場合が多いかもしれません(私が担当した案件も、そういう依頼が多かったです)。
例えば、「教育の体系を新しくするのだが、このジャンルのこの教材だけお願いしたい」というような依頼です。

映像だけ作ってほしいとか、スライドだけ整えてほしいとかもありそうですね
結論としては、そういう場合も全体の目的を大きな言葉にしておくことをおすすめします。
あるべき姿、ありたい姿は、できるだけ大きくしておくことで、別の施策やコンテンツを提案できる場合があるからです。
その時は、ご依頼いただいたものとは違いますが、こんなのもいかがでしょうと提案することになります。大きな目的を達成するにはこんなものも良いと思います、という感じですね。
もちろんそういう提案を嫌がる場合(例えばそこは自分たちが考えるところだという認識のクライアントや担当者)がありますので、考えたけど、あえて提案のときには口にしないこともありますね。
ただ、企画としては大きな目的を言葉にしておくことをおすすめします。

みんなや先生がハッピーにすごせるクラスになる!

良い目的だ!

そしてボクが人気者になる!

それは自己都合!

読んでいただき、ありがとうございました!