
苦手な給食のおかずを食べられるようになるアイデアなんだけど

何か考えた?

みんなに僕のアイデアを話したんだけど、ダメ出しされちゃった

どんな案?

苦手なおかずに、美味しそうな色を絵の具で塗るの

それはダメでしょ
今回は、みんなで集まってアイデア出しをする方法「ブレインストーミング」についてお伝えします。
ブレスト(ブレインストーミング)は、みんなでアイデアを出し合う会議のやり方
ブレインストーミング(略してブレスト)とは、みんなで自由にアイデアを出し合う会議のやり方です。
ブレストは、心理学者のアレックス・F・オズボーンさんが考案しました。
アレックス・F・オズボーンさんは、「オズボーンのチェックリスト」というアイデアを出しやすくする方法を考案した方です。
ブレストはルール(原則)のもとに会議をするのですが、そのルールのおかげで、発想がどんどん広がり、思っていなかったアイデアが出てきたりします。
そして楽しい。盛り上がる。

ただし、ちゃんとやらないとうまくいかないですよ
ブレストの4原則
ブレストには、4つのルール(原則)があります。

1つ目の原則は「結論厳禁」。
誰かからアイデアが出たときに、つい、それは難しいとか、前も考えたとか思ったりしますよね。でも、それを口にしてはいけません。
自由なアイデア出しを制限するような、判断・結論は出さないようにしましょう。
2つ目の原則は「自由奔放」。
とにかくなんでも良いのです。自由にアイデアを出しましょう。遠慮しちゃダメです。
突拍子もない奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを歓迎しましょう。
ちなみに私これが得意です。でも個人の得意はあんまり関係ありません。みんなで出せればOKです。
3つ目の原則は「質より量」。
とにかく数を出していきましょう。みんなのアイデアが一方向に向かっているようなら、全く別のアイデアを出してみる。
4つ目の原則は「結合改善」。
アイデアとアイデアをひっつけてみたり、アイデアを変化させることで新たなアイデアを生み出していきます。
相手のアイデアにどんどん乗っかっていきましょう。

ちょっとコツ(慣れ)がいりますね
ブレストで口にしてはいけない禁句があります
ブレストをするときに、口にしてはいけない禁句があります。
例えばこんな言葉。

「それは無理」「実現しないよ」「コストがかかる」とか言いそうですよね。
「前に考えた」みたいな言葉も聞いたことありませんか?
つい言ってしまいそうなこれらの言葉ですが、ブレストでは禁句です。
みなさんの頭には、こんな言葉をよく言う人の顔が浮かんでいそうですが(笑)。
これらの禁句は、紙に出力するとか、モニターに映しておくといいかもしれません。
メンバーの中に、言いそうな人がいるようでしたら、ブレストの冒頭で、みんなで確認しておくといいですね。
数年前に会社で「心理的安全性」に関するプログラムを作ったことがあるのですが、こういう禁句を言わないことで、心理的安全性を確保するということを学びました。
ブレストに限らず、チームで仕事をするときに禁句を口にしないようにしましょう。

ボクもやってみたいな、モンスト

ブレストね。みんなとやってみたら

わかった、やってみるモンハン
次回は、実際の進め方とポイントをお伝えします。

読んでいただき、ありがとうございました!